目次
はじめに~急な退院…でもすぐに自宅は無理…~
「病院でもっとリハビリをやって欲しかったのに、退院と言われてしまいました。」
「家から病院へ通うのが不安です。もう少し入院して、もう少しよくなって欲しかった。」
入院はいつでも急な話ですが、退院も結構急な話です。
まだ入院はかかりそうなのかな…?と思わせておいて、本当に突然退院の話がやってきます。
今回は、その様な方々ためにある施設(介護老人保健施設と言います)についてです。
今回のブログは、介護保険施設のひとつである、「介護老人保健施設」通称「老健」についてです。このブログをお読みいただくことで以下のことが分かります。
介護老人保健施設の役割とは
- 病院からの退院から在宅生活へ結びつけるための中間的な位置にある施設です。それゆえ、病院に併設していることが多いです。
- 在宅へ帰るにあたり、おじいちゃんおばあちゃんにもう一度失った動きを獲得してもらうためにリハビリをします。
介護老人保健施設の料金は
- 料金表を参考にしてください。
- お食事代とお部屋代が安くなる申請も使えますが、リハビリ関係の加算や、いわゆる入院セットというものも追加され、料金表よりも高くなることが多いので、注意して下さい。
介護老人保健施設の併設している施設は
- 入所施設の他に、ショートステイや、通うことができるデイケアも併設しています。これらではリハビリをすることができます。
介護老人保健施設を効果的に使うには
- 実際に家を見に来てもらって、おじいちゃんおばあちゃんにどういう動きが必要で、そのために不足している動きは何かを確認してもらいリハビリをすると大変効果的です。
- ご家族さんの1ヶ月程度の急な入院の場合にも、おじいちゃんおばあちゃんを入所対応してくれる柔軟な施設もあるのでケアマネさんにも確認してみてください。
介護老人保健施設の役割
特別養護老人ホームは、介護保険制度以前からある施設なので多くの方がお馴染みなのですが、この介護老人保健施設については一般的にはあまり知らない方が多いようです。
病院を退院するけれど、家に帰るまでには、もう少しリハビリが必要な人のために、今回説明する「介護老人保健施設」という施設があります。
そのため、病院に併設しているしていることが多いです。
ショートステイの時のワンクッションの話は出ていたけれど、そのクッションの役割を介護老人保健施設も担っているんだね。
前々回紹介したショートステイでは、リハビリができるショートステイもたまにあるけど、ほとんどありません。
リハビリがどうしても必要だという人には、このいわゆる老健施設への入所がいいね。
ろうけんしせつ??
(ꐦ°᷄д°᷅)ヂーサンジャナイワー‼ サニーはまだそんなところに入りたくないよ!
…?
ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、’`「老犬」じゃなくって、「老健」ね。介護老人保健施設を略して老健って言うんだよ。
(・。・) キョトン… そうなの?
サニーのことをよぼよぼの老犬扱いしてるわけではないんだね。
って言うかさ、サニーがそもそも何歳なのかなんて分かんないし、施設の話をしてるのに何でサニーのことを急に老犬扱いするのさ。
話を戻しましょう。
はーい、そうします。
それでリハビリもできる施設なら、ずっと住み続けたい施設だよね。
だって体が弱くならないように毎日リハビリしてくれるんでしょ。
実は短い入所期間
介護老人保健施設は入所の期間が基本的に3ヶ月です。
それじゃあ介護老人保健施設に入っているおじいちゃんおばあちゃんは、テレビの番組みたいに3ヶ月タームで入れ替わるっていうことなの?
退所をするにも判定会議が必要で、そこで退所するかどうか決定します。
施設は経営的には3ヶ月タームの方が儲かります。
ですが、老健を出た後、次の行き先に困る人やもう少しリハビリが必要な人もいます。
ですので、実際は3ヶ月きっちりで完全に入れ替えている施設は少ないのが現状です。
特に介護保険開始当初からある老健は、ご家族さんが特別養護老人ホームとの区別がついていなかったから、ずっと入所できると思っていたんだよ。
そのため、介護老人保健施設なのに、特別養護老人ホーム化、つまり、ずっと入所ができる施設になっているところもあります。
介護で施設と言えば、昔からある特別養護老人ホームしか思いつかないよね。
業界の人が言えば「特養」と「老健」っていうのは、それぞれ違う施設だっていうのは分かるんだけれど、一般の方々にはほとんど浸透してないね。
利用料金について
入所することもできて、その間リハビリもできるんだったら、料金もけっこうかかるんじゃないの?
概算ではありますが介護老人保健施設の値段は以下の通りです。
今回の料金は30日分の「介護老人保健施設」の入所料金の目安です。
これからご紹介する金額は、厚生労働省の「介護報酬の算定構造」の単位数をもとに計算したものです。
料金の式は 介護老人保健施設の利用料+お食事代×30日+お部屋代×30日で計算しました。
老健の加算は、該当する期間でとれるものや、単位数の幅が加算によって大きく異なるので、だいたいの金額を出すのが難しいため、計算式に加えていません。
なお、負担段階やお食事代とお部屋代の金額についてはこのブログを参考にしてください↓
要介護1の場合
第1段階:¥32,640
第2段階:¥46,440
第3段階①:¥54,240
第3段階②:¥75,540
第4段階:¥80,090
第1段階:¥57,480
第2段階:¥60,180
第3段階①:¥82,680
第3段階②:¥103,980
第4段階:¥127,410
要介護2の場合
第1段階:¥34,080
第2段階:¥47,880
第3段階①:¥55,680
第3段階②:¥76,980
第4段階:¥81,530
第1段階:¥58,830
第2段階:¥61,530
第3段階①:¥84,030
第3段階②:¥105,330
第4段階:¥128,760
要介護3の場合
第1段階:¥35,940
第2段階:¥49,740
第3段階①:¥57,540
第3段階②:¥78,840
第4段階:¥83,390
第1段階:¥60,690
第2段階:¥63,390
第3段階①:¥85,890
第3段階②:¥107,190
第4段階:¥130,620
要介護4の場合
第1段階:¥37,470
第2段階:¥51,270
第3段階①:¥59,070
第3段階②:¥80,370
第4段階:¥84,920
第1段階:¥62,280
第2段階:¥64,980
第3段階①:¥87,480
第3段階②:¥108,780
第4段階:¥132,210
要介護5の場合
第1段階:¥39,090
第2段階:¥52,890
第3段階①:¥60,690
第3段階②:¥81,990
第4段階:¥86,540
第1段階:¥63,870
第2段階:¥66,570
第3段階①:¥89,070
第3段階②:¥110,370
第4段階:¥133,800
ここでも、「お食事代とお部屋代が安くなるかもしれない申請」が使えるんだね。
そうだね。そのうえ、医療費や薬代も料金のなかにふくまれているよ。
でもここで書かれている値段の中には「加算」が含まれていないから、もう少し(2000~3000円くらい)高くなると思うよ。
料金の中に薬代は含まれていますが、老健で処方できない薬を服用している場合は、入所そのものを断られる場合があります。
施設によってちがうなら、問い合わせた方がいいね。
でもコロン、これぐらいの値段でいいなら入りたい人も結構いるんじゃないの?
ところが、かかるお金がこれだけじゃないんだよ。
(・д・)ぇ? まだ何かかかるの?
介護のお金もお食事代もお部屋代も加算もあるのに?
利用料金の他にかかる料金
アメニティセット、病院で言えば、「入院セット」がかかるんだよ。
入所してるのに入院セットがかかるの?
どういうこと?
例えばタオルとか、おしぼりとか、衣類とか、洗濯とかのことで、これらは料金の中に含まれていません。
まあ衣類とかはそうだろうけど、タオルとか洗濯って料金に入ってないの?
当たり前に入っているものだと思っていたけれど…
あるときから入院セットとして、料金設定されました。
この入院セットのおかげで、料金はさらに上がってしまってるのが現状です。
その入院セットは大体いくらぐらいなものなの?
一番安いセットでは、タオルセットというような、おしぼりとタオルが使えるセットがあって、およそ1日300〜400円くらいです。
そこに歯ブラシとかの日用品が加わるセットや、パジャマなどが加わるセット、おむつが加わるセットなど、いろいろオプションが付いているので、高いと1日あたり1000円を超える場合もあります。
( ´-ω-` )ヤレヤレ せっかくお食事代と部屋代が安くなったのに、この入院セットがあると、お得感がなくなってしまうね。
今となっては介護老人保健施設に入る時には当たり前のオプションとなっております…
介護老人保健施設によっては、「入院セット」取っていないところもたまにありますので、入所をお考えの方は、確認するほうが良いです。
老健が併設している施設とその料金
お値段のことは置いておいて、それでもリハビリができる場所だから、その点においてはいいよね。
そこでちゃんと「意味のわかるリハビリ」をやってくれれば本当にいいと思うよ。
前回の話を参考にしてもらえるといいね。
ところでリハビリは毎日やってもらえるの?
入所して最初の3ヶ月は週に3回はやってくれるよ。
その3ヶ月を過ぎてしまっても入所している人は、リハビリの回数も少なくなってしまうの?
そうなります。
しかも関節の可動域を広げたり、筋力を維持したり、そういう基本的なものがメインになってくる場合が多いです。
つまり、長く入所して、リハビリやれば効果が出てくるというわけでもありません。
前回の話に続くけれど、お家で生活していくうえで、何が必要なのかを把握してないと意味のわかるリハビリが出来ないってことだね。
そういうことになるね。
この介護老人保健施設を出てしまったら、リハビリをどうすればいいんだろうね。
病院でやればいいの?
介護老人保健施設の多くは、「デイケア」と「ショートステイ」も持ってるんだよ。
介護老人保健施設のショートステイ
ショートステイは前にもお話があったことだからわかるけれど同じものなの?
大体同じですが、大きな違いは、介護老人保健施設のショートステイでは、看護師が24時間いるので、医療依存度が高い人が入所できたり、リハビリができるというところが違います。
前々回紹介したショートステイは、介護保険用語では「短期入所生活介護」といいます。今回コロンが紹介しているのは介護保険用語では「短期入所療養介護」といいます。どちらも通称「ショートステイ」と呼ばれています。ちょっと紛らわしいですね。
リハビリができるんだね。お泊りもできてリハビリもできるなら大変助かるね。
そのぶん人気もあるから、なかなか思った通りの予約も取れないんだけどね。
デイケアとデイサービスの違い
あとデイケアって何なの?
前にデイサービスの話をしましたが、介護老人保健施設にもデイサービスがあります。デイサービスなのにリハビリもできるのが特徴で、このサービスを「デイケア」と言います。
デイサービスなのにリハビリもしてくれるの?
それはありがたいね。
そうなると普通のデイサービスってどうして必要なんだろうね。
- ご高齢の方の全てにリハビリが必要とは限らないこと
- お風呂だけ入ることができれば、なんとか家で過ごせること
- 楽しい余暇時間を過ごすことさえできれば、夜は家族さんが見れること
上の例のように、お家に行ってご家族様が、生活で手が回らないところを補うものとして、デイサービスで十分という場合もあります。
ショートステイ・デイケアの料金
ショートステイの料金も、デイケアの料金もだいたいわかるの?
大体こんな感じです。まずはショートステイの多床室とユニット型個室です。
今回の料金は1日分の「短期入所療養介護(ショートステイ)」の入所料金の目安です。
これからご紹介する金額は、厚生労働省の「介護報酬の算定構造」の単位数をもとに計算したものです。
料金の式は 介護老人保健施設の利用料+お食事代+お部屋代+加算(600円としました)で計算しました。
1~30日までの必要な日数を掛け算してください。
金額はあくまで目安です。
要介護1の場合
第1段階:¥1,727
第2段階:¥2,397
第3段階①:¥2,797
第3段階②:¥3,097
第4段階:¥3,249
第1段階:¥2,553
第2段階:¥2,853
第3段階①:¥3,743
第3段階②:¥4,043
第4段階:¥4,884
要介護2の場合
第1段階:¥1,776
第2段階:¥2,446
第3段階①:¥2,846
第3段階②:¥3,146
第4段階:¥3,298
第1段階:¥2,599
第2段階:¥2,899
第3段階①:¥3,789
第3段階②:¥4,089
第4段階:¥4,930
要介護3の場合
第1段階:¥1,839
第2段階:¥2,509
第3段階①:¥2,909
第3段階②:¥3,209
第4段階:¥3,361
第1段階:¥2,663
第2段階:¥2,963
第3段階①:¥3,853
第3段階②:¥4,153
第4段階:¥4,994
要介護4の場合
第1段階:¥1,891
第2段階:¥2,561
第3段階①:¥2,961
第3段階②:¥3,261
第4段階:¥3,413
第1段階:¥2,717
第2段階:¥3,017
第3段階①:¥3,907
第3段階②:¥4,207
第4段階:¥5,048
要介護5の場合
第1段階:¥1,945
第2段階:¥2,615
第3段階①:¥3,015
第3段階②:¥3,315
第4段階:¥3,467
第1段階:¥2,769
第2段階:¥3,069
第3段階①:¥3,959
第3段階②:¥4,259
第4段階:¥5,100
続いてデイケアの料金です。
今回の料金は1日分の「通所リハビリ(デイケア)」の料金の目安です。
これからご紹介する金額は、厚生労働省の「介護報酬の算定構造」の単位数をもとに計算したものです。
料金の式は デイケアの利用料+昼食代(750円としました)+加算(600円としました)で計算しました。
1~30日までの必要な日数を掛け算してください。
金額はあくまで目安です。
確かにこれまで見てきたデイサービスやショートステイよりは少し高いね。
リハビリの料金も加わるし、加算も増えるから、そういう部分で金額は増えてしまうね。
金額が増えるぶんだけの価値ある時間にしたいね。
老健を効果的に利用するには
意味のわかるリハビリを行う
今回学んでいる介護老人保健施設はどう使うのが効果的なの?
まずは病院に入院している時、今行われているリハビリが、どこがゴールで、そのためにどのようなリハビリが行われているかを確認する必要があります。
((φ(-ω-)カキカキ それでそれで、
家に帰るにあたり、動きが十分かどうか、もし不十分と感じるなら、介護老人保健施設へ行った方がよいでしょう。
___φ(•ᴗ•๑)メモメモ そうなんだね。
介護老人保健施設で、実際に職員さんに家を見に来てもらって、ご高齢の方にどういう動きが必要で、そのために不足している動きは何かを確認してもらいリハビリをすると大変効果的です。
お話ししたように少しお金もかかりますので、最初の3か月でしっかりとリハビリしてもらいましょう。
意味のわかるリハビリは大事だね。
お家に帰った後も、引き続き馴染みの場所で、馴染みの職員さんと、リハビリをしたり日中の生活を過ごしたいのであれば、デイケアやショートステイの利用もいいね。
デイサービスと比較して、お値段に若干差があるにしても、おじいちゃんおばあちゃんにしてみれば、日中同じようなサービスでリハビリがあるとないのを選ぶなら、リハビリがある方を選ぶよね。
リハビリというのは前回も書いたように、先生からの「指示せん」というものがあって、初めて理学療法士さんや作業療法士さん言語聴覚士さんがリハビリをしてくれるのをお忘れなく。
メモメモφ (・ܫ・๑) そういえばそうだったね。先生の指示が必要だったんだね。
だから誰でもデイケアに行ってリハビリができるというものではないんだよ。
指示せんがないけれど運動がしたい方は、機能訓練に特化したデイサービスを選んだ方がいいでしょう。
他に効果的な使い方はないの?
限られた短期間の「入所」という使い方
例えば「同居の(主に介護にあたっていた)ご家族様が入院する」という場合を考えてみましょう。
そのご家族様が入院してしまうと家での介護が難しいという状況になる場合は、「入所すること」が選択肢のひとつになります。
おじいちゃんおばあちゃんを預けるだけなら、ショートステイでもいいんじゃないの?
その状況によるかな。
( `・ω・) ウーム… どういうこと?
ショートステイの場合、
- 受診に付き添う
- お薬を届ける
などの医療的なお世話に関してはご家族様の役割でしたね。
そうだったね。
その役割を他のご家族さんでまかなえるのであれば、ショートステイという選択肢もありだと思うよ。
しかし、以下の場合はどうでしょう…?
- 受診のお手伝いなどはできない
- ご家族さんの入院も大体1か月と分かっているけれどいつ退院になるかは分からない
このような場合は介護老人保健施設の入所は考えられる選択肢のひとつになります。
…..φ(・ω・*)なるほどぉ…
ショートステイの場合は入所から退所までの期間が決められているから…
- ご家族さんの退院の日が分からなかった
- もしご家族さんの退院が長引く
このような場合は困ってしまうことになるんだね。
その通りです。
もしご家族様の退院が長引いた場合、ショートステイの利用期間を延ばせないことになると、本当に困ることになります。
しかし、介護老人保健施設に入所した場合は、入所という状況なので、退所の日にも柔軟な対応ができるのです。
ご家族さんも退院してきて、すぐにおじいちゃんおばあちゃんの介護をするっていうのも大変だよね。
ご家族さんの体調や都合に合わせて、うまく退所のタイミングをコントロールすることができるのもメリットのひとつだね。
_((φ(・ω・`)カキカキ 確かにその通りだね。
老人保健施設は3ヶ月ぐらいでの退所が望まれるのだから、その期間をうまく使うというのは有効な手段だね。
でもね、1〜2ヶ月ぐらいでの退所も可能かどうかはあらかじめ聞いてみるほうがいいね。
どんな介護老人保健施設があるのか、リサーチしてみましょう。
これまでのお話を参考に、お住まいの地域ではどのような介護老人保健施設があるのか調べてみましょう。
厚生労働省のWAMnetを利用しましょう。
少し細かい設定が必要だけど、厚労省関連のサイトなので、確実ですね。
介護保険関係の情報には、行政(市町村)の情報であっても古いものが多いです。
「WAMnet」は、介護保険のサービスだけではなく、介護保険以外の様々な福祉関連の情報が盛りだくさんなので、興味のある方は調べてみてください。
今日のまとめ
介護老人保健施設の役割とは
- 病院からの退院から在宅生活へ結びつけるための中間的な位置にある施設です。それゆえ、病院に併設していることが多いです。
- 在宅へ帰るにあたり、おじいちゃんおばあちゃんに失った動きをもう一度獲得してもらうためにリハビリをします。
介護老人保健施設の料金は
- 料金表を参考にしてください。
- お食事代とお部屋代が安くなる申請も使えますが、リハビリ関係の加算や、いわゆる入院セットというものも追加され、料金表よりも高くなることが多いので、注意して下さい。
介護老人保健施設の併設している施設は
- 入所施設の他に、ショートステイや、通うことができるデイケアも併設しています。これらではリハビリをすることができます。
介護老人保健施設を効果的に使うには
- 実際に家を見に来てもらって、おじいちゃんおばあちゃんにどういう動きが必要で、そのために不足している動きは何かを確認してもらいリハビリをすると大変効果的です。
- ご家族さんの1ヶ月程度の急な入院の場合にも、おじいちゃんおばあちゃんを入所対応してくれる柔軟な施設もあるのでケアマネさんにも確認してみてください。
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介しました、介護老人保健施設は介護業界にいる人には、当たり前の施設ですが、一般の人には、ほとんど知られていません。
ですが、実は身近にあります。ぜひ探してみてください。
今回はリハビリとデイケア、ショートステイも取り上げました。
これまで紹介したデイサービスとショートステイとは「リハビリ」があるかないかの違いだけなので、サービスの内容は以下を参考にしてください。
もちろん老健のショートもロング利用ができます。
皆様のココロも晴れやかになりますように。
それじゃあさ、退院することになったけれど、家に帰るには、もう少しリハビリが必要な人はどうするの?