目次
はじめに
こちらが、これまでの「かいごのともしび」でときどきご紹介している「WAMネット」のトップページです。
今日は福祉業界最強のポータルサイトWAMネットの使い方の解説です。
福祉業界最強…なの?
「福祉業界最強」は大げさじゃないの?
大げさじゃないよ。
なぜなら、WAMネットを運営する「独立行政法人福祉医療機構」は厚生労働省・子ども家庭庁所管の独立行政法人なので、ほぼほぼ厚生労働省みたいなところなんだよ。
ですので、WAMネットには、福祉関係の知りたい情報がほとんど入っています。
でも、それってさ…
この「かいごのともしび」の内容ともかぶるわけだからさ…
その究極のサイトを紹介したら、「かいごのともしび」は不要になってしまうんじゃないの?
「かいごのともしび」は、福行さんがこれまでの経験の中で、聞かれることが多かった内容をもとに作られています。
だから、網羅的に書かれているWAMネットとは違い、ブログ読者さんが分からないところがずばりと載っている(はず)なので、心配はいらないよ。
お近くの施設の調べ方
まずは、介護保険制度での正式な呼び方を確認しましょう。
例えば、ケアマネジャー、ホームヘルパー、デイサービスというのは、いわば「あだ名」みたいなものになります。介護保険制度上の名前は以下の通りです。
よく使われる用語→介護保険制度の正式名称(要介護の場合)
- ケアマネジャー→居宅介護支援
- ホームヘルパー→訪問介護
- デイサービス→通所介護
- ショートステイ→短期入所生活介護、短期入所療養介護
- デイケア→通所リハビリテーション
- 福祉用具レンタル→福祉用具貸与
- グループホーム→認知症対応型共同生活介護
- 特別養護老人ホーム(特養)→介護老人福祉施設
短期入所生活介護、短期入所療養介護はどちらも「ショートステイ」なんだね。
ちょっと紛らわしい…
せっかくですので、よく使われる略語も載せますね。
よく使われる略語→介護保険制度の正式名称
- 訪看(ほうかん)→訪問看護
- 老健(ろうけん)→介護老人保健施設
- 住改(じゅうかい)→居宅介護住宅改修
- 小多機(しょうたき)→小規模多機能型居宅介護
- 看多機(かんたき)→看護小規模多機能型居宅介護
- サ高住(さこうじゅう)→サービス付き高齢者向け住宅
これまでのお話で登場しているサービスもあるけれど、随分あだ名や略語が多いね。
WAMネットでは、介護保険制度の用語で調べますので、調べたい施設やサービスの用語はおさえておきましょう。
お近くにある介護保険サービスの調べ方
下のスライドはめくることができます。
左下の 〈 〉 をタップしてめくってください。
ますは、「高齢・介護」を選択。
続いて、介護施設情報検索を選択
次に、お住いの都道府県を選択(ここでは東京都を例にします)
その後、「介護事業所を検索する」を選択
この中のどれを選んでもよいですが、「目的や場所に合わせて介護事業所を探す」を選択
最後に、受けたいサービスのひとつにチェック☑をいれて、地域を指定(市町村名から探すがわかりやすい)後、下までスクロールして「検索する」を押す。
___φ(•ᴗ•๑)メモメモ
難しくはないけど、結構面倒というか、ややこしいというか…
今回は「東京都」の例でしたが、どの都道府県でも同じように調べられます。
他にどんな使い方ができるの?
いろいろなコンテンツがあるようだけど、他におススメはないの?
例えば、こちらの青まるで囲んだ部分は、介護保険制度の内容やサービス内容の説明を観ることができます。
それこそ、「かいごのともしび」とかぶってしまう部分なのでは…?
「かいごのともしび」のほうが、分かりやすく解説しているので大丈夫。
むしろ、説明を補完する意味で見るほうがいいですね。
他にないの…?
自動計算してくれるページも便利です。
以下のStepで使います。
こちらのスライドもめくれます。
「介護サービス概算料金の資産」をタップ(クリック)
「自宅に住む」か「施設に住む」のどちらかを選ぶ。
介護度をひとつ選ぶ。
気になるサービスにチェック☑を入れてから、回数を入力して下にスクロールすると、下に合計金額がでます。
これは便利だね!
在宅サービスの概算を知りたいときにぜひご利用ください。
きょうのまとめ
今回は福祉業界最強のサイト「WAMネット」の使い方の解説でした。
手順をひとつひとつ説明すると細かく感じたかもしれませんが、慣れれば負担に感じられないでしょう。
WAMネットは「独立行政法人福祉医療機構」は厚生労働省・子ども家庭庁所管の独立行政法人なので、福祉関連の情報はすべて網羅しており、そのうえ正確です。
まさに最強だね。
なかでも、サービスや施設が検索できるページは調べる際にとても重宝するでしょう。
いくらWAMネットでも情報が古い時があるから、注意は必要です。
そのほか、各サービスの解説や料金計算も便利なページです。
実際、現役のケアマネさんもサービスや施設の検索では利用しています。ケアマネとしては「介護サービス関係Q&A」がとても便利です。
なお、WAMネットは福祉関連は何でも載ってますので、障害関係、医療関係、子ども家庭関係などの調べものにも役立ちます。
施設を選ぶ際には、今回のWAMネットを活用して、幅広くリサーチしてみてください。
最後に、かいごのともしびでWAMネットを紹介した回はこちらです。リンクを辿ってやってきた方は、ここからお戻りください。
介護を頑張る皆さまのココロが晴れやかになりますように。
ああ、あの少し複雑な設定が必要って言っていたやつね。